ケーブル(コード)の巻き方に「八の字巻き」という方法があります。
正しく扱えば必要な長さだけケーブルを伸ばしたり瞬時にほどいたり出来ますが、間違った扱い方をするとすぐに絡まってしまいます。
楽器類のケーブルや、ハンディクリーナーの電源コード、イヤホンやPC用充電器のコードなども八の字巻きを用いています。
その場合の扱い易さを述べていきます。
・楽器用ケーブル
先端部分には重量感のあるプラグが付いているので、油断すると”輪の中”に入ってしまい絡みます。
なので両端部分は巻きすぎず長めに遊ばせておけば、使用する時に一瞬でほどけ便利です。
・ハンディクリーナー
本体に直接電源コードを巻きつけて収納していますが、”巻いてある束”をそのまま本体から外し必要な長さだけ伸ばせば戻すのも楽です。
ただし絡みを防ぐ為にプラグ部分はやはり遊びを設けています。
・イヤホンやヘッドホン
部屋で座りながら使う分にはさほど邪魔にならないコードですが、少し立ち上がったりすれば何かと邪魔になります。
八の字巻きでまとめて置けば、不意に引っ張ってもコードにダメージを与えずに済みますが、線自体が軽いので留めておくには箱を用意するなどの工夫が必要です。
・充電器用のコード
ノートPCや携帯などの充電器も巻いておかないと無駄に長いのが多いです。
頻繁に伸ばす必要が無いならビニールタイ(お菓子の袋に付いているような中に針金の入った物)でくくっておけば、絡まる事もありません。
・絡みを防ぐには
絡まらないようにするコツはただ一つ、”先端を輪に入れない事”です。
ベルクロテープ(マジックテープの方がイメージしやすいでしょう)で留める場合も、輪の真ん中ではなく先端が遊ばないように留めましょう。