クロスオーバー音楽と簡単な創作

2017-11-11

音楽のジャンルの一つに”フュージョン”と呼ばれる物があります。

元々は”クロスオーバー”とも言い、別々のジャンルの特徴を融合した音楽です。

しかし今となってはフュージョンというと”ロックサウンドとジャズ的要素が混ざったもの”という認識が一般的です。

歪んだエレキギターでテンションノート盛りだくさんのフレーズを入れたり、うねるようなスラップベースを入れたりといった具合です。

 

その他にもクロスオーバー的な音楽があります。

クラシックとロック(ハードロック)を融合させたネオクラシカル、ジャズとR&Bの延長線上にあるネオロカビリー等が上げられますが、その多くは具体的な名前が付いていないジャンルも多いです。

ポップスに民族音楽的なサウンドを取り入れたり、ブルースにファンク的要素を混ぜたりなども行われています。

 

クロスオーバーとは”新しい音楽”と言っても過言ではありません。

今まで聴いた事が無い音は刺激的で魅力的ですが、使う楽器や持っている音源で演奏の方向性を限定してしまう場面も多いでしょう。(もちろん楽器によって出来る事の限界はあります。)

なので新しい音を生み出したい時は、普段弾かないジャンルのフレーズを弾く(あるいは打ち込む)のが効果的です。

合体画像