しかし講師や教室の方針によってレッスン形態は様々なので、どうしても初回は不安感があります。
このページでは音楽教室に通ってみたいけれど、後一歩踏み出せない方向けに講師や生徒が気にしているポイントを述べます。
・会話する事をないがしろにしない
古い時代なら一方的に講師の言う通りにする、という方式のレッスンもありましたが、昨今はどちらかと言えば”生徒=お客様”という風潮になっています。
なので何も臆する事なく、遠慮なく問合せや体験などで疑問点を聴いても構いませんし、要望があれば伝えて良いのです。
初対面の場合は生徒よりも講師の方が緊張しているので、できるだけ”会話”をするのが望ましいのです。
特にレッスンの進め方や習いたい事が伝達しきれていないと、お互いちぐはぐな感覚を抱きながら時間だけが過ぎていってしまいます。
引っ込み思案な子供は特に無口になってしまいがちですが、レッスンの様子を聞いて親から伝えるのも大事です。
・講師が気にしている部分
体験レッスンや初回レッスンでは、いきなりレッスンを始めるわけでは無く軽くヒアリングを行う事も少なくありません。
講師は今後のレッスンの為にもなるべく多くの情報を知りたがっています。
- 好きな音楽(ジャンルや歌手など)
- 今までの音楽経験
- レッスンを受ける目的(何か習い事をしたかった、テクニックを上げたい、等)
- 通える曜日や時間帯
- 趣味や仕事(学生なら何年生か)
- どういう性格か(飽きやすい、神経質、など)
- 交友関係
などは把握しておきたい情報となります。
初対面の相手にはいきなり言いにくい事もありますし、何度か様子を見ないとわからない部分もありますが、自分の口から伝えてもいい情報は伝えてしまいましょう。
一見音楽と関係なさそうな内容(趣味や仕事など)も、得意不得意の有無や”わかりやすい例え”に活用できたりします。
また普段の生活の悩みなどはレッスンのモチベーションにも関わって来るので、バックグラウンドを知っていれば調子の良い悪いも納得できるのです。
・具体的に習いたい事が明確でない場合
知ってる曲を弾けるようになりたい、弾けないフレーズが弾けるようになりたい、リズム面を強化したい、などはある程度音楽を知っている人の要望となります。
しかし右も左もわからずとりあえず習いたいという方も多いので、その場合は講師のやり方で進めてしまって構いません。
習っていくうちに要望が出れば都度伝えれば良いですし、心変わりが無いかどうかは講師も気にしているので聴いたりします。
・合わないと思えば辞めてしまえばいい
意外と気にしがちなのが、「辞めるのが申し訳ない」と感じてしまうのではないか、という部分です。
しかしこれは全く気にする必要はありません。
どれだけ講師が良い人であろうとも、続けられない状態で無理に続けてもお互い苦しいだけですし、習う人よりも辞めていく人が多い講師は需要が無かっただけの話です。
生徒側に一切の非はありませんので、気兼ねなく辞めてしまえばいいのです。
ただし講師(特に雇われ講師)は立場上どうしても引き留めるように振る舞なければなりませんが、本心では生徒の事を第一に考えているはずです。
もし他にも事前に知っておきたい事や不安に感じている事があれば、お問い合せフォームよりご相談お受けしております。