音楽制作を趣味から仕事へ、依頼者を探す為のアクション

当サイトではDTM関連カテゴリーと理論・作曲カテゴリーがあるように、作曲や編曲の方向けのコンテンツも取り扱っております。

実際に楽曲制作が出来るようになれば、趣味の範疇を超えて曲を売りたいと考えるのは皆抱く感覚でしょう。

特に機材を揃えたり、バンド活動を行ったりと、それなりに投資してきた人ならば尚更です。

このページでは”曲作りの技能を求めている人の探し方”を説明します。


・自分から仕事を探すというアクション

多くのクリエイターが動画や音源を無料公開している時代です。

その中で自分の作品を見つけてもらい、なおかつ楽曲制作の依頼を受けるのは著名にならないと難しいでしょう。

なので自分から積極的に仕事を見つけていくのが基本となります。

・求人の応募から探す

まずは普通に就職活動を行うという方法があります。

音楽関係の会社は当然の事、イベント関係やデザイン関係、メディア制作関係が求人を出している事があります。

例え求人を出していなくても、デモテープを送付し続けて採用に至るというパターンもあります。

また面白い物ではドラッグストアでの広報として、音楽制作者を募集している企業もありました。

なので形態は正社員かアルバイトか業務委託かは差はあれど、採用されて仕事を進めるという方式があります。

・ネット上の依頼者を探す

もう少し手軽な物なら、クラウドソージングサイトで見つけるというのも一つです。

簡単なBGM制作や歌モノのアレンジなど多岐に渡りますが、個人が発注しているパターンが多く単価は安めです。

ただし環境が整っていれば在宅で済ませられるメリットがあります。そういう面では競争率は高くなります。

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・事前に準備しておくべき事項

上記のパターンはいずれもまだ応募者の能力を知る事が出来ません。

なので最低限今まで作った音源などは残しておきましょう。

・ジャンル別にまとめておく

まずよく問われるのが”得意ジャンルや行ってきた活動”です。既に実績がある人ならそもそもこのページ自体見る必要がないでしょう。

しかし実績が無い人は作品を提示せざるを得ません。なので最低限、数曲~数十曲作っておきましょう。

作風も様々な物を用意しておけば、依頼者に合わせて提示できる”得意ジャンル”も変えられます。

「何でも作れる」と言っても信用されないので、曲を聴かせるのが一番です。

・HPは必要か

曲やプロフィールを載せているHPを作っておけば、URLを載せただけで済みますが、残念ながら依頼者は大して応募者に興味がありません。

当サイト運営者が過去に求人を出した時の話ですが、細かい説明が無く「詳しくは当HPをご覧下さい」と書かれていたり、酷い場合はURL以外何も書かれていなかった事もあります。

募集要項に特別記述が無い限り、いきなり自分のHPを載せるのはあまり意味が無いだけでなく、逆に興味を失わせる要因にもなりかねませんので気を付けましょう。

ただしある程度活動経験がある人は、HPを立てている方が実績を表しやすくメリットとなります。

・場合によっては再生機器も用意

ネット上だけのやり取りなら問題ありませんが、屋外での面接時などでは再生機器もこちらで用意しておく必要があります。

スマホやノートPCの貧弱なスピーカーでは音が悪いだけでなく、聴こえにくくストレスを与えてしまう原因にもなります。

”その場で音を聴かせる”必要がある時の為に、最低限の音量が稼げるスピーカーも用意しておくと良いでしょう。

・仕事を依頼してもらうには

自分から積極的に制作依頼の案件を探すのではなく、”既に自分の事を知っている相手”から依頼を受けるパターンもあります。

・実績や知名度、コネを利用する

自分の事を知っていると言っても”直接の知り合い”というわけでは無く、名の知れたクリエイターになれば企業からのオファーが来るのも不思議ではありません。

HPやSNSを利用して制作依頼募集と呼びかければ問合せを得られるでしょう。

しかし多くの人は無名です。そんな人はまず”直接の知り合い”から依頼されるようになりましょう。

普段から音楽制作を行っている事をアピールしておけば、ふとしたタイミングで依頼してくれる事もあります。

・アピールも大事

とあるバンドマンの話ですが、「ギターを背負って街中を歩いていたら突然作曲依頼を受けた」という、ある種のおとぎ話のような出来事もありますが、それを狙うのは現実的では無いでしょう。

しかしアピールという点では、路上パフォーマンスやバンド活動は有効的なので、直接の知り合いを超えて”知らない人”からも依頼されるまで地道に活動しましょう。