当サイトはwordpressを用いて運用を行っておりますが、先日ちょっとしたトラブルに遭遇してしまいました。
ネット上に溢れる情報を取捨選択する難しさを改めて感じましたし、上位表示されていれば安心できる情報とは限らないというのも痛感しました。
情報というのは実社会でも常に自分自身が噛み砕き消化せねばなりません。それは音楽も同じです。
・カテゴリーページを本文全文から抜粋に変更
wordpressの初期仕様では投稿内容の一覧を表示させても内容全体が表示されてしまい、一望しにくい画面構成となってしまいます。
そこでタイトル別に内容は抜粋表示だけさせるという変更を行いたかったわけです。
・テーマの編集で挑戦
以前にもいくつかスタイルシートやテンプレートを直接編集して外観を調整出来ていましたので、今回もその方法で編集したくネットで情報収集しました。
・the-contentをthe-excerptに変更
テーマの編集内にある”content.php”の中に”the-content”という記述があります。そこを”the-excerpt”に変えれば抜粋表示に切り替わるという事で書き換え実行。
表示される文字数は未調整じゃ少なすぎましたが、ちゃんと抜粋表示になりました。しかし肝心の本文ページも抜粋表示になってしまうどころか”続きを読む”をクリックしても無反応に。
参考にしたサイトではそこからの調整は文字数の調整しか載っていませんでしたので、元に戻そうと思うとページ更新時にerrorの警告が発生。
「headers already sent」という文言が載っていましたので、プログラミング実行処理の段階でおかしな順序になってしまったのだろうと推測。しかしその後何を更新してもエラーは出たままでした。
・サーバー内の更新時間でも確認
編集したのはcontent.phpでしたが、何故かfunction.phpやheader.phpも更新されていました。その段階でファイルの編集は諦めなければなりませんでしたが、運よくバックアップを取っていたので差し替えて元に戻そうと思いつきました。
・BackWPupを設定していて致命傷は避けれた
サイト制作の初期の段階でプラグインの”BackWPup”を設定していました。記事内容などは毎日、その他データは一週間毎にバックアップ設定していたので一番近い日付のデータをダウンロード。
上記の3ファイルを古い物に差し替えて無事に元の仕様に戻りエラーも無くなりました。
やり方は至ってシンプルで、バックアップフォルダからダウンロードしたzipファイルを解凍し、content.phpとfunction.phpとheader.phpを直接サーバーにアップロードし上書きしただけです。
・最終的にプラグインで対応
元々の目的であった抜粋表示は結局”Auto Limit Posts Reloaded”というプラグインをインストールして実現出来ました。
もちろんプラグインも互換性や競合の問題はあるようですが、phpの編集に比べればリスクは少ないです。
css程度の編集ならやり直しも効きますが、それ以外のソース記述は半端な知識ではあまり手出ししない方がいいでしょう。
特にwordpressの場合、使用テーマによっても状況は変わりますので、全ての方法がそのまま当てはまるとは限りません。
もし編集する場合はしっかりとバックアップが取れているかを確認し、念を入れてその時に予備ファイルも手元に置いておくのも良いでしょう。
失敗してもやり直しが効くなら、新たな知識と経験を得られますので難しいと思う事でも挑戦してみて損はありません。