今日のワンフレーズはリディアンスケールの音階を用いました。
メロディーで使っている音はCメジャースケールで例えるならファラシドと同じ音階です。
この組み合わせだと全体の雰囲気はCメジャーにもなりますし、Dドリアンにもなりますし、Fリディアンにもなります。
メロディーそのものがコード感を出せば雰囲気も変わってきますが、どちらかと言うとベースの方が影響は大きいです。
ベースラインがF→C→Fというコード進行を演出しているので、キーがFのような印象を受けます。
しかし音階の関係上C7ではなくCM7の響きが生まれているので、FメジャーではなくFリディアンとなっているわけです。
一つのメロディーからどれだけの響きを連想させるかも、音楽の楽しみ方の一つではないでしょうか。