歌や演奏の大敵である口内炎(アフタ性)の処置方法

2017-11-28

楽器演奏には集中力が必要不可欠ですが、体調不良の中でも”口内炎”は歌手や楽器奏者、特に管楽器演奏者にとっては致命的なダメージです。

アフタ性口内炎を同時に数カ所も発症した経験がある人は、余計にその辛さがわかるかと思われます。

音楽活動は緊張する場面も何かと多く、ストレス性の口内炎が出来てしまう事も珍しくありません。

頻繁に出来てしまう人は可能な限り処置を施しましょう。

自然治癒でも1~2週間程で治るのがほとんどですが、一日でも早く痛みを緩和させるには市販薬の使用がやはり効果的です。

いくつか医学書を読み調べても、口内炎に関する記述はあまり多くありませんが、おおよその処置法はどれも同じです。

  • 一日に3回程度、患部にペースト状薬を塗布。
  • 液体洗浄薬(うがい薬等)で一日数回うがいする。濃度が高ければ水やお湯で薄めて用いる。
  • 貼付け状薬を一日1回か2回塗布。

これらの処置は併用しても良いです。

経験上処置するタイミングは、炎症が出来上がる前からの方が悪化せずに済みます。

少し赤みと痛みがある時点で上記の対処を施せば、潰瘍にならずに炎症を抑えられる可能性も高くなります。

仮に炎症が進み潰瘍が出来たとしても、痛みの緩和と治りを早める効果があります。

口内炎はアフタ性以外にもウィルス性や潰瘍性、カンジダ性などがあります。

それらの場合は市販薬では対処しきれない可能性も高いので、専門医に診てもらう必要があります。

音楽活動に限らず食事や会話までも億劫にさせてしまう口内炎とは、無縁で居られればそれに越した事はありません。

塗り薬画像