スマホの普及によって、キーボード入力よりもフリック式など他の文字入力に慣れている方も多いかもしれません。
しかしまだまだ速度面ではキーボードに軍配が上がります。
仕事の為に日頃からタイピングの練習が必要な状況もあります。
実はタイピングを習得する過程は楽器を習得する過程、特に読譜習得によく似ています。
- 最初は指の押さえ方や動かし方を覚えるところからスタート
- 楽器と音符(音)の関係性を反射的に反応出来るまで覚える
- 入力方式に違いがある(ローマ字・かな文字・英字等)のは楽器の違いやチューニングの違いに相当する
- 手元をあまり見なくても間違えないように練習する必要がある
- 速度アップの為には効率な動きを馴染ませないといけない
という点が共通していると言えるでしょう。
タイピングと違って楽器の場合は表現力とリズムが必要なのでより難易度は高いです。
しかし曲を構成する為の最低限の読譜を習得するのは、それほど特殊な技能でもないというのがわかります。
読譜の必要性は人それぞれですが、音楽を通して人とコミュニケーションをとる機会がある人は、単純なメロディーが読める程度にはなっておいた方がスマートでしょう。
”覚えたフレーズの再現度を高める練習”のステップアップとして”初めて弾くフレーズの練習”も取り入れていけばより上達に繋がります。
その時は読譜力の有無で練習効率も大きく変わってくるのです。